交雑親 |
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学名 |
Viola x sp.
Viola bissetii Maxim. x V. rossi Hemsl. in: Wild Violets Jap. Col.: 149, t. 56 (1975)
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異名 |
Viola rossi f. longifolia Hashimoto et Serizawa,form. nov.
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茎の形態 | 無茎種間の交雑種 | |
生育環境 | 両親の特性より、明るい乾燥気味の林下、林縁と想定(情報不足)。 | |
分布 | 国内 | |
海外 | ||
補足 | ||
花の特徴 | 形状 | アケボノスミレの特徴であるソフトなイメージの大輪。 花全体が丸く大きく、厚めの花弁を持つ。側弁に疎らな白い毛がある個体と無毛の個体が見られる。 |
色 | 特徴的なピンク色(準白色から紅紫色まで幅がある)。 | |
距 | 丸くて短め。 | |
花期 | 通常(4~5月)。 | |
花柱 | ||
芳香 | ||
補足 | 少し変異の幅がある。 | |
葉の特徴 | 形状 | ナガバノスミレサイシンの特徴を引き継いでおり、先が尖り、細長い濃緑の葉で見分けることができる。 花後に幅が出て、アケボノスミレに似てくるという。 |
色 | 濃緑色。 | |
補足 | ||
根の特徴 | ||
絶滅危惧情報 | ||
基準標本 | 高尾山(東京都)、釜伏峠(埼玉県秩父 1964/4/21 by Y. Satake and E. Ito)。 | |
参考情報 | ||
その他 |
寿命が長く、地下茎や匍匐茎、白く長い根により発苗増殖するので、一帯に群生する性質がある。 アケボノスミレは花が最も綺麗な時期に、まだ葉は展開していないのが普通なので、周辺に両方の交雑親が自生しており、花期に細長い葉がしっかり開いているアケボノスミレ風な個体がある場合、交雑種ではないかという目で確認してみるべきであろう。 |