コスミレ (小菫)
コスミレ
千葉県千葉市 2026年3月14日

コスミレ
長崎県対馬市 2007年3月9日
コスミレ コスミレ

コスミレ
東京都八王子市 2005年3月20日
分類 ミヤマスミレ類
学名 基本種 コスミレ Viola japonica Langsdorff ex Gingins First published in A.P.de Candolle, Prodr. 1: 295 (1824)
変種
品種
シロバナコスミレ Viola japonica sp.
シロバナツクシコスミレ Viola japonica f. albida F.Maek. First published in H.Hara, Enum. Spermatophytarum Japon. 3: 205 (1954), not validly publ.

ヒゲコスミレ Viola japonica f. barbata (Hiyama) Hiyama ex F.Maek. First published in H.Hara, Enum. Spermatophytarum Japon. 3: 205 (1954)

フイリコスミレ Viola japonica f. variegata (Hatus.) F.Maek. First published in H.Hara, Enum. Spermatophytarum Japon. 3: 205 (1954)
異名
由来 japonica : 日本の
外語一般名 【韓】왜제비꽃、【英】Short Hairy Violet、【中】短毛菫菜、紫花地丁、犁頭草(注:この名称は幾つかの種と区別が不明確)
茎の形態 無茎種
生育環境 平地(人里周辺)の乾いた場所に多いが、比較的に標高の高い場所でも見られる。
分布 国内 北海道(南西部)から九州(屋久島)まで。東北地方以北には比較的少ない。
海外 朝鮮半島南部。
補足
花の特徴 形状 中輪。側弁は無毛だが、稀に有毛の個体が見つかることがある。
色 淡紫が多いが、紅紫から白まで変化がある。典型品は唇弁と側弁に紫条が入る。
距 淡紫色の円筒形でやや長い。
花期 早め。秋も返り咲きが見られる。
花柱 花柱の頭は逆三角形。
芳香 わずかに清涼感のある芳香が報告されている。
補足 付属体に歯牙が見られる。
葉の特徴 形状 全体に丸みのある長三角形または卵形。枚数が多い。両面とも無毛または微毛。
色 表面は灰色掛った緑色。裏面は紫色を帯びる個体が多いが、稀に緑色もある。
補足 名から小さいすみれと思われがちだが、特に小さくはない。夏葉は大きくなる。
種の特徴 形状 狭倒卵形。中粒。
色 種子:褐色、種枕(エライオソーム):白色。光沢はない。
補足 種子数は多め。へそに大きめの種枕が残る。
根の特徴 白色で太い。
絶滅危惧情報 秋田県:絶滅危惧Ⅰ類、山形県:絶滅危惧Ⅱ類
基準標本 長崎
染色体数 2n=48
参考情報
その他 日本という名前を持つスミレ。決して小さいスミレではない。

コスミレ コスミレ コスミレ
端正なイメージで花付きも良い「シロバナツクシコスミレ」
写真の花は淡紫色だが、もう少し花色の濃い個体が多い
東京都八王子市 1999年3月22日 alt.=556m
コスミレ コスミレ
秋咲きのいわゆる「返り咲き」ですが、端整な姿は変わりません
かなり花色の濃い個体で、コスミレのイメージが変わってしまいました
東京都豊島区 1999年11月3日

コスミレ(白花変種)
神奈川県 2009年3月20日 植栽 [白花変種]
コスミレ(白花変種) コスミレ(白花変種)
神奈川県 2012年3月22日 植栽 [白花変種]
コスミレ(白花変種) コスミレ(白花変種)
すみれ展で撮影させていただきました(自然の中では、なかなか出逢うことができない白花変種です)
名前に少し混乱がありますが、「コスミレ(白)」または「シロバナコスミレ」と表現されます
シロバナツクシコスミレは純白(白花変種)ではない地域品種ですね
注:更に「シロコスミレは」日本では対馬のみに自生するとされる別種です

コスミレ
コスミレ コスミレ
[俗]アオジクコスミレ 神奈川県 2008年3月23日 植栽
コスミレ コスミレ
[俗]ベニバナコスミレ 神奈川県 2011年3月21日 植栽

 人里に近い場所に生育すると聞いていましたが、初めて実際に出逢った場所は、高尾山の頂上に近い明るい斜面でした。葉の拡がり方が整っていて、全体としてまとまりのある形状をしています。
 花色の変化が多いのです。写真はかなり淡い紫もありますが、青紫から紅色に近い個体もあります。残念ですが、野山で白花(白花変種)をまだ見たことがありません。
1999/06/20

 コスミレは自生環境が似ているスミレやアカネスミレ、ヒメスミレなどと混在することも多くて迷うこともありました。慣れれば大丈夫なのですが、今度は花色や葉の形態の幅が気になってきます。もう少し大きく全体の印象で見た方が良いかも知れません。
2012/11/21

 戸惑いながら、改めてシロバナコスミレを追加しました。シロバナツクシコスミレと区別できるとすれば、白花変種しか考えられませんが、単に「白花品」とだけ説明されてしまう品種です。
2012/12/07


(つぶやきの棚)徒然草

 (1999/06/20) Latest Update 2026/10/14 1.50GB]

ページのトップへ戻る