オトメスミレ [タチツボスミレの品種] (乙女菫)
オトメスミレ
オトメスミレ オトメスミレ
栃木県日光市 2009年5月2日

オトメスミレ
オトメスミレ オトメスミレ
神奈川県 2009年3月20日 植栽
分類 タチツボスミレ類
学名 基本種 タチツボスミレ Viola grypoceras A. Gray Published in: M. C. Perry, Narr. exped. China Seas Japan 2:308. (1857)
変種
品種 オトメスミレ V. grypoceras f. purpurellocalcarata (Makino) Hiyama ex F.Maek.
異名
由来
外語一般名 花びらが白いが、距HELP!に淡紅色が残る点を除き、基本種タチツボスミレと変わらない。

オトメスミレ
乙女峠付近(神奈川県箱根町)2006年4月25日 スカイラインの丸い尾灯
茎の形態
生育環境
分布 国内
海外
補足
花の特徴 形状
花期
花柱
芳香
補足
葉の特徴 形状
補足
種の特徴 形状
補足
根の特徴
絶滅危惧情報
基準標本 乙女峠(箱根) by 牧野富太郎WHO!
染色体数 2n=20
参考情報
その他

オトメスミレ オトメスミレ

オトメスミレ オトメスミレ
神奈川県 2006年4月25日 乙女峠 基準標本産地(タイプロカリティ : type locality)ということになります 

オトメスミレ
東京都 2005年4月2日 植栽
オトメスミレ オトメスミレ
オトメスミレ
神奈川県 2011年3月21日 植栽
オトメスミレ
神奈川県 2012年3月22日 植栽
 タチツボスミレの白花品は二通りあって、一つはシロバナタチツボスミレ、もう一つがこのオトメスミレです。オトメスミレは距に紫系の色が残った白花品と説明されますね。言い換えて踏み込むと、距に紫系の色が強めに残ったシロバナタチツボスミレと説明しても良いかも知れません。「原色日本のスミレ(浜)」の記載を信じれば、オトメスミレ以外の白花品は、純白花とも呼ばれる白花変種から淡紫条があったり、距が極めて薄い紫色を帯びるものをも含めて、シロバナタチツボスミレと呼んで良いようです。ただし、個体数が多いタチツボスミレについては、個人的に「白花変種に限定」して良いのではないかと異論を持っています。実態として、この意見の方が多数派ではないでしょうか。
 ただし、シロバナタチツボスミレに関する見解には決定的な異論もあり、図鑑などの資料毎に異なる実態があります。近年の現実的な区分を踏まえ、それぞれの立場で扱い方を決めるしかないように思われます。当サイトでは、暫定的に白花変種を指し示すものとして取り扱っています。
2008/12/15


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