アリアケスミレ 有明菫 リュウキュウシロスミレ 琉球白菫 English
アリアケスミレ
茨城県つくば市 2006年4月15日
アリアケスミレ アリアケスミレ
千葉県 2000年4月24日 植栽
アリアケスミレ 美しい白さ(洗剤のCMのようだが)

これがアリアケスミレの印象だ

葉の緑色やタンポポの花の黄色と

豊かなコントラストを見せる
新潟県北蒲原郡 2001年4月29日
アリアケスミレ アリアケスミレ
新潟県北蒲原郡 2001年4月29日
アリアケスミレ アリアケスミレ
新潟県北蒲原郡 2001年4月29日 千葉県 2002年4月3日 植栽
アリアケスミレ アリアケスミレ
千葉県 2006年5月28日 植栽 茨城県 2006年4月15日 植栽
アリアケスミレ アリアケスミレ
アリアケスミレ
神奈川県 2008年3月23日 植栽
分類 ミヤマスミレ類
茎の形態 無茎
生育環境 海岸沿いの平地、低地、水田、温暖な人家のそばなどで見られる。
分布 [ 国内 ] 北海道を除く、ほほ全国に広くに分布する。
[ 海外 ] 中国、東南アジア、オーストラリア。
[ 補足 ] 沖縄では変種のリュウキュウシロスミレが分布する。
花の特徴 [ 形状 ] 中輪。5枚の花弁がほぼ同じ大きさになる。
[ 色味 ] 白地に紫や紅紫の紫条が入る。
[ 距 ] 太くて短め。
[ 他 ] 有明の空(変化に富む)の意味。柱頭はカマキリ型。
葉の特徴 [ 形状 ] 花期の葉は葉身の長いへら方。葉柄にはがある。
[ 色味 ] 明るい緑色。
[ 他 ] 花後には基部が横に張り出して三角状披針形に変化する。
学名
アリアケスミレ Viola betonicifolia Smith var. albescens (Nakai) F. Maek. et Hashimoto
betonicifolia : ベトニー(ハーブ)に似た葉を持つ、 albescens : 白っぽい
基準標本 アリアケスミレ : West Nepal(Chaudhabise Khola) 1952
染色体数 2n=72
その他 分布が広範囲であるのに、意外な程に見掛けることが少ない。

アリアケスミレ アリアケスミレ

 展示会等では見ていたのですが、「一度じっくり見てみたいなぁ」などと思っていました。ところが、なんと自宅の庭にたくさん咲いていたのです。とても増えるので「参ったな」と思いながら、きれいなので放っておいたのですが、特徴をじっくり観察したら、アリアケスミレに違いありませんでした。こんなこともあるのですね。いつ手に入れたのでしょうか?繁殖力は抜群です。
2001/02/22
 赤紫色のアナマスミレの群落を撮影していたら、その中に白いすみれが!アリアケスミレでした。すがすがしいイメージの美しいすみれです。
2001/05/01
 学名にある betonicifolia は幾つかの植物で使われていて、「ベトニーに似た葉を持つ」というラテン語だと翻訳できたのですが、そのベトニーが分かりませんでした。いろいろ探して、欧州原産のシソ科イヌゴマ属の多年草で Stachys officinalis という学名を持つハーブだろうと推測しています。「郭公草石蚕(かっこうちょろぎ)」という不思議な和名が付いていますが、英名に "Wood betony" というキィワードがあります。
 さて、問題の葉の形状ですが、確かに遠目に見ると葉全体の形状や拡がり方がアリアケスミレに似ていると思います。でも、粗い鋸歯があって目立ち、葉質も薄いイメージなので、わざわざ学名にする必然性があるのかなぁと悩ましい部分があって、推測は推測の域を出ていません。
2008/08/05
 アリアケスミレはオーストラリアに自生する数少ない(4種)すみれだそうです。ちょっと、興味が出て調べてみました。Viola banksii (cf.: hedracea) は日本でも多数栽培されています。少し驚いたのはViola odorata が自生しているらしいことです。
 さて、4種目ですが、Viola sieberiViola fuscoviolacea という名前が出てくるのですが、ともにViola hedracea の亜種という扱いでした。これらを数えるのかどうか、良くわからないままです。
2008/08/07
 分布図上で栃木県が「(未確認)」となっていました。アリアケスミレの性質や他の自生地の様子と比較する限り、どうしても不思議に感じましたので、主にネット上で調べてみましたところ、撮影の記録は少なくないようです。ネット上の情報は不確かな要素を持ちますが、「一般情報」として扱うことにしました。今後、信頼できる資料を探すか、自分で探してみたいと思います。
2008/09/22

観察記録 (分布) 北海道
書籍情報 低地
一般情報 平地 青森 岩手
絶滅危惧 秋田 宮城
( 未確認 ) 山形 福島
富山 新潟 群馬 栃木
山口 島根 鳥取 京都 福井 石川 長野 埼玉 茨城
長崎 佐賀 福岡 広島 岡山 兵庫 滋賀 岐阜 山梨 東京 千葉
熊本 大分 愛媛 香川 大阪 奈良 愛知 静岡 神奈川
沖縄 鹿児島 宮崎 高知 徳島 和歌山 三重

徒然草 2001/11/08 2002/04/06 2002/10/20 2002/12/09 2006/03/06
2001/11/08 2002/04/06 2002/10/20 2002/12/09 2006/03/06
2007/11/09 2008/08/10 2008/09/22    
2007/11/09 2008/08/10 2008/09/22    

(2000/04/28) Latest Update 2008/11/04 [420KB] 途中からアクセスされた方はをクリック!