分類 |
キスミレ類 |
学名 |
基本種 |
オオバキスミレ Viola brevistipulata (Franch. et Savat.) W. Becker |
変種 |
フチゲオオバキスミレ Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W.Becker subsp. brevistipulata var. ciliata (H.Boissieu) W.Becker |
異名 |
フチゲオオバキスミレ Viola brevistipulata var. ciliata (M. Kikuchi) F. Maekawa |
品種 |
シロバナフチゲオオバキスミレ Viola brevistipulata subsp. brevistipulata var. ciliata f. albescens |
由来 |
brevistipulata : 短い托葉がある、ciliata : 細い毛の多い、まつ毛のある |
外国語名 |
|
茎の形態 |
有茎種 |
生育環境 |
海岸近辺の山中で見られる。太陽が当たる南西斜面で見られた。 |
分布 |
国内 |
北海道、東北の海岸に分布する。 |
海外 |
|
補足 |
|
花の特徴 |
形状 |
中輪、ただし、全体の大きさに比べて小さめに見える。側弁の基部に毛がある。 |
色 |
山吹色と呼んだ方が良いような濃い黄色。唇弁に赤紫色の条が入る。 |
距 |
小さくて目立たない。 |
花期 |
普通。 |
花柱 |
カマキリの頭型(突起毛が見られる)。 |
芳香 |
|
補足 |
全体に比較して花は小さい。特に唇弁が小さい。 |
葉の特徴 |
形状 |
先が尖り、全体には丸みがある心形または卵形。脈に沿った凹みが見られる。 |
色 |
変異があるが、光沢のある緑色。 |
托葉 |
三角形で全縁。 |
補足 |
葉の縁、裏の葉脈 に微毛がある。 |
種の特徴 |
形状 |
|
色 |
|
補足 |
|
絶滅危惧 |
|
基準標本 |
宮城県金華山島 |
染色体数 |
2n=12 |
その他 |
母種と異なり、余り群生しない。根元には葉がなく、竹馬に乗っているイメージ。
"Flora of Japan, Vol. IIc"では母種にまとめられたとされる。ただ、関係者以外で、この見解を支持する主要な文献や意見は見当たらず、当該資料の取扱いは極めて難しい。
|