タチツボスミレとの一般的な違い
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オオタチツボスミレとタチツボスミレの区別は難しい時がある。植物体全体について、一般にオオタチツボスミレがタチツボスミレより大きいのは事実。草丈も大きく茎も太い。但し、小型の個体もあり、見かけの大きさだけで区別するのは、ちょっと危険!変異や自然交雑が多いことから万能ではないが、左の表が目安になる。目で見ても分からない部分ながら、調べてみるまでは誤解していたが、染色体数が異なるわけではない。 |
オオタチツボスミレは東北では、それほど珍しいスミレではありませんが、関東では存外見つからないですね。植物体全体が明らかに大きく、明るい田の畦道などに、密集して咲いていることが多いと書籍には記載されています。でも、小高い丘の上にもたくさん見られます。
シロバナオオタチツボスミレは、資料ではオオタチツボスミレが分布する地域なら比較的良く見つかると記載されています。
撮影地である月山は出羽三山の月山ではなく、平泉に近く源義経伝説に登場する束稲山に隣接している自然の多い山です。山の中腹にアトリエを持つ音羽先生(ペンネーム)と偶然知り合って、近隣を案内をしていただきました。ピンク色のスミレも咲くとのことで、二人で探したところ、シロバナオオタチツボスミレに出逢ってしまいました。ナガハシスミレが当たり前のような顔で咲いているのがスゴイ。
近くにザゼンソウの繁殖地があり、アトリエの庭にはサンショウウオまで生息しています。先生は、心ない盗掘や開発で自然が荒らされるのを嘆いて、できれば一種のサンクチュアリを造りたいと話していました。自然や植物を本当に愛するなら、その美しさは、写真や絵に残すようにしたいものです。松尾芭蕉のように心に残すのが、最も正しい姿なのかも知れません。
翌年も訪ねて、ピンク色のスミレがアカネスミレであることが分かりました。この時期には、ゆかしい姿のイカリソウ(白花)や清楚なカタクリにも出逢うことができます。1999/04/03
櫛の歯状と呼ばれる托葉を写してみました。タチツボスミレに比べると、歯は疎らであることが分かります。それから、奥入瀬渓流を下りていく途中で、赤味の強い花を見掛けましたので、渓流を背景に撮影してみました。
2008/05/14
『栃木県植物目録』と『とちぎの植物I』、『埼玉県植物誌』の記載にしたがって、栃木県、埼玉県に「書籍情報」をマークします。実際に確認してみたいものです。2010/01/10

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