オオシマザクラ[桜]（大島桜、バラ科）--- Cerasus speciosa --- 四季の山野草＠（花の写真館）

徒然草

オオシマザクラ[桜] （大島桜、バラ科）--- Cerasus speciosa ---

　白っぽい花が咲く時期に柔らかい葉を展開している野生種オオシマザクラです。交雑種の親として、特にソメイヨシノの片親として有名になりました。市街地に植えられていることも多く、親しみのある桜の一つです。
　もう一つ、親しみを増すことがあるのですが、桜餅に使用される葉はオオシマザクラの葉を塩漬けにしたものなのです。

撮影 : 千葉県船橋市 2012年4月12日

科	バラ科	属	サクラ属
分類体系	APG	属性(生活型)	落葉高木
標準和名	オオシマザクラ	漢字表記	大島桜
学名／栽培品種名	Cerasus speciosa または Prunus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992	RDB
花期	春：3～4月	結実期	初夏：５～6月
原産地	日本、中国	備考
国内分布	関東、西日本に分布する。
自生環境	山地に自生する。伊豆大島に多く分布する。日本特産とする資料もあるが未確認。
補　足	学名の見直しが進行中であり、併記する。木材または薪炭の原料として活用され、各地に移植された。公園樹や街路樹などに利用されている。