ははぁ、皆さん、同じ悩みを持つのでしょうね。
順に説明します。 先ず、それぞれのすみれには生育環境というものがあります。 撮影地が北海道の海岸でもない限り、スミレとシロスミレが同居することはありません。 シロスミレの自生環境として、本州ですと、標高1,000m以上は必要です。
スミレの白い個体群を自然界で目にするとすれば、白花変種か、シロカネスミレ的な準白型と思われます。 どちらも、個体数は多くありません。
私はアリアケスミレだろうと思っています。 これは比較的よく目にします。 また、草地が多いのですが、コスミレなどと環境も似ています。
後は、候補を絞ったら、個別に葉や花弁の形、萼片、距、花の付き方、側弁の毛などの要素を個別に比較すると良いと思います。 このステップは、非常に大事ですので、省略すれば、きっと後悔すると思いますよ。
(以下、細かいポイント) @マンジョリカ → マンジュリカ(Viola mandshurica、満州のすみれ) Aシロスミレという品種 ← シロスミレは基本種です(品種ではない)
少しずつ、観察を積み上げてみてください。 |