今年も投稿ありがとうございます。
ほとんど動けず、体重がどっと増えそうです(笑)。 カワギシスミレとは、なぜか、ご縁がなくて、未だに観察できたことがありません。 正確には、出逢っているのかも知れませんが、認識しきれていない可能性もあります。 例えば、細長いラッパ状の花を持つオクタマスミレと理解していることもあるかも。たはは。 エイザンスミレとマキノスミレ、可能性は極めて高そうだと思いますよ。 何度か出逢っていて詳しい方がいらっしゃると助かります。
ムラカミタチツボスミレ・・・。 写真だけを拝見する限り、ちょっと花が独特なオオタチツボスミレに見えてしまいますね。 ただ、何とか見えている距の付近にタチツボスミレの血脈が見え隠れしています。 葉っぱの先端が、もう少し尖っていると、ムラカミタチツボスミレだよねぇと認識しやすいのですが。
周辺のオオタチツボスミレとかなり違う雰囲気なのでしょうか。 この辺の判断は、実際の自生地で見比べた方が感じ取る部分で、写真では分からないと、いつも思います。 オオタチツボスミレ寄りのムラカミタチツボスミレか、タチツボスミレの遺伝子が入り込んだオオタチツボスミレ、どちらかかなぁと思います。
オオタチツボスミレとムラカミタチツボスミレの間でも交雑することはある訳で、こうした現象は「戻し交雑」と呼ばれます。 近縁種間の交雑で稔性を持ちやすいタチツボスミレ類では、極めて多く生じていると言われます。 ハーフではなく、クォーター、それ以上のケースまで判断するには、分子系統学的アプローチなるものが必要なのでしょうね。 写真で分かるのは、純粋なオオタチツボスミレではなさそうだな!という程度。 悪しからず、ご了承ください。
こうした個体たちを拝見するのは、とても楽しいです。^^ |