初めまして。綺麗なスミレの花の写真、なかなか覚えられない名前や特徴を調べるために(記述も多く、大変助かっています)いつもHPを楽しく拝見させていただいております。 スミレの最盛期である4月初旬は例年忙しくて、スミレを探しに山に行けるのは5月になってから・・・。 庭のスミレも、低山のスミレも、花の季節はとっくに終わっていて、なかなか思うように花の写真が撮れなくてもどかしく思っていました。
今回、もしかしたらまだ花が残っているかも・・・と思って、茨城県の少し北のほうに行ってみたところ、かろうじて咲き残っていた花に出会うことができましたのでご紹介します。
1枚目:典型的なマキノ。うちの近所ではそれほど多くないですけど、ここは結構沢山ありました。花は・・・かろうじてこの写真の左下に映っていますが、もう終わってました。さすがに遅すぎましたね。 2枚目:これまた典型的なフイリフモトです。フモトよりはフイリのほうが圧倒的に多かったです。 3枚目:で、この親たちがいるということは・・・これは、ミツモリスミレですよね?初めて見ました。 あまりに株や葉が大きいので、一瞬頭の中が???になりましたが、周囲のスミレを考慮して、ミツモリだろうと判断しました。しかし、交配種は株がずいぶんと大きくなるんですね。花の時期は、フイリフモトに近く、葉は葉を立てている様子、形や艶はマキノ、色はフイリフモト(裏は紫)。種はできていなかったので、どうやら不稔のようですね。 4枚目:この時期のスミレの楽しみといえば、遅咲きのコミヤマスミレですが、これまで一度も見つけられませんでした。 舗装された林道を歩いていたら、足元にありました。 3シーズン目にして、ようやく出会うことができました。 本に書いてあるように、「暗い林床、杉林、渓流沿い」などを探してきたのですが、想像とはずいぶん違う環境だったので拍子抜け。 石清水が流れるようなところは近くにありますが、そこにはナガバノスミレサイシンとニョイスミレが優先で、本種はそれよりもっと乾燥したところでした。 この周辺では、フモトスミレ、マルバスミレ、ヒナスミレ、マキノスミレ、アケボノスミレ、エイザンスミレ、ナガバノスミレサイシン、ニョイスミレ、タチツボスミレなどを見ることができますが、本種を確認できたのはほんの10mくらいのエリアだけでした。 どこにでもありそうなありふれた環境です。 きっと他にも産地がありそうなので、引き続き、調べてみたいと思います。 来年の楽しみが一つ増えました。
おまけ 茨城県内で、ヒトツバエゾスミレの自生を確認しています。 福島県との県境の山ですから、おそらく福島県側にもあると思われます。 地図に色が塗ってなかったので情報提供まで。
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