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日本にはすみれが多く、色違いや変化まで含めると、なかなか判別が難しいところですよね。 石の上にも三年ではありませんが、一つ一つ、コツコツと特徴を抑えていけば、ある時、なんとなく分かるようになる…、そんなものだと思っています。
低山歩きとのことですが、このすみれは、葉や花の特徴を総合すると、ミヤマスミレである可能性が高いと思われます。 つまり、「深山菫」ですから、高山に多い種ですね。
関東甲信越エリアですと、標高1,000m以下では余り見られません。 勿論、北海道では低山域でも見られます。 きれいな白斑が入っていますので、フイリミヤマスミレということになりますね。 フジスミレにも似ていますが、斑の入り方からミヤマスミレの方が可能性が高いでしょう。 当サイトまたは図鑑などで比べてみて下さい。
たまたま、今年播いた種子から、フイリミヤマスミレの実生苗が育っており、今、PCの横にあります。 送っていただいた写真の個体の方が、鋸歯が粗いようです。 葉や花の色合いも強めですが、なかなかのベッピンさんではないでしょうか(笑) |