NYANさんこんにちは
奥多摩の渓流沿いの岩に生育していたケイリュウタチツボスミレかもしれないと思われるタチツボスミレから採った種を蒔いた中間結果です。
種まきは5月10日夜にやりました。 適当な鉢がなかったので使い捨てのコップに種まき用の用土をいれて行いました。そのうちの1つはただ単に水を入れてそこに種を入れただけのものも試してみました。
この水だけのもの、これをやろうと思った経緯ですが・・・。
雨が降ると増水して水没してしまうような岩場に生育するケイリュウタチツボスミレの発芽はかなり早い(約2週間くらい)という山田氏の観察結果が出てます。増水したり環境が悪いので早く発芽しないといけないという解釈なのですが、ちょっと疑問に思ったのが、生育地では僅かな割れ目にも多く生育しています、そこにはほとんど土もなく砂利もない、ここに取り付いて果たして発芽するのだろうか? という素朴な疑問から始まりまして、もしかしたら種が水に流されたり、水際で長時間浸かっているだけでも発芽するのではないだろうか? さらに、土より早く発芽する? そうだとしたら、発芽したまま流されたりして岩の割れ目に取り付けば定着しやすいのではないか? と奇抜な発想が浮かんだわけです(^^;)
じゃあ、ちょっと試しにやってみようかということで写真のように水だけのコップに種を入れました。 ご覧のように撥水性がとても高いようでいつまでたっても浸透せず浮かんだままでした。
さて、結果ですが、見事に的中! 約10日後に1粒が発芽し根が伸びてきました。殻の中には緑色の葉も確認出来ます。 その後も他の種も発芽してます。
用土に蒔いた種は、11日目の時点では表面から見る限り変化はなく14日後もいまだ変化はありません。もしかしたら根は出てるかもしれませんが・・・。数ミリしか土をかけてないので変化は判りやすいと思いますが・・・。
最初に発芽したものを土に植え付けました、枯れることなく定着したようです。ほかのものも随時植え替えるつもりです。
種まきの環境にもよるとおもうので、正式なデータとしては不十分だとは思いますが、少なくとも水だけでも種が腐らずに発芽するということが判りました。発芽した状態で土にとりつければ定着しやすいでしょうね。
ただしです、この奥多摩の岩場で採取したものがケイリュウタチツボスミレかどうかは不明です(^^;)2週間くらいで芽がでるという山田氏のデータより過ぎてますので何とも言えないです。 出来たら、実際のケイリュウタチツボスミレの種子でも実験してみたいてものです。
他のスミレの種子でも水だけで発芽するのならこのテストは無意味にもなりますが…(^^;)
とりあえず中間報告ということで・・・。
写真1 種まきの状態。日中は短時間ですが日光があたるような環境です。 写真2 コップに水を入れただけのところに種をいれただけ。 写真3 水に浸けただけの状態でも発芽した種子(最初に発芽した種)。 写真4 次の日に発芽した2つの種子。
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