takatoさん、引き続き、投稿ありがとうございます。 今回はシハイスミレの変種、マキノスミレですね。
斑入りかどうかという切り口でお話すれば、これらは「白斑」と呼ばれる「斑」のパターンです。 ただし、すみれの場合ですが、斑の入り方のパターンで呼び方が変わってくるケースがあるのですね。 すみれがややこしいと言われる原因の一つが、この辺りに滲んでいるのかなぁと(笑)。
今回のように「主脈」に沿って白斑が入るケースは「コンピラ型」と呼ばれます。 漢字で書くと「金毘羅」ですね。
シハイスミレのコンピラ型はコンピラスミレと呼ばれることがありますが、その変種をどのように呼ぶのか微妙なので、和名で表現する場合はマキノスミレ(コンピラ型)とするのが無難と思われます。
フイリシハイスミレ(マキノスミレ)は葉脈全体に沿って白斑が入るパターンに対して名付けられているという認識で、反対派は少ないところでしょう。 まぁ、フイリシハイスミレなどで検索をされてみると、多くの画像が出てきます。 投稿いただいた型と比べて、かなりイメージが異なることがお分かりいただけることでしょう。
4枚目については、何とも言えませんが、どちらで呼んだとしても間違いではありませんので、怪しい場合は、母種で表現すれば良いことです。 なにしろ、斑の有無で名前が付けられているケースは品種レベルですので、大きな違いではないと宣言されているようなものです。 |