ひゃあ、怪しい・・・と言われてなんだか嬉し〜くなるものですか?!
>> 〜昔から知っている方はツヤスミレとか呼んでいました。
へぇ、そうなんですか。 海岸は分かりますが、山の中でも同じとは、やはり、探し出したかったなぁ。(-_-)ゞ゛
確かに、ツヤスミレは本州の西日本、四国、九州、沖縄や八丈島に分布するとされているようです。 でも、その写真を拝見する限り、こまつなさんのblogの写真と比較すれば、まるで違う葉をしていますよね。 葉の様子の違いだけで区別しているようなものですから、これは重大なポイントです。 むしろ、沖縄のタチツボスミレは、沖縄の皆さんも観察されてきたアワガタケスミレに似ていると感じませんか。 小さくて厚め丸めで平坦かつ光沢があるという特徴を並べると、よく似ています。
(一番左側の写真をご覧下さい) NYANがツヤスミレかな?と思った個体の葉はタチツボスミレの特徴そのものでした。 先が尖ったハート型で、基部がくるっと巻いているような立体感があり、決して平坦ではありません。 展示会で拝見したものも、皆、同様でした。 さて、3枚並んでいるのは、青森産のテリハタチツボスミレです。 こまつなさん宅のすみれのblogに登場しているタチツボスミレたちと、葉も花もなにか似ていませんか。
まとめると、こんな感じでしょうか。 1)沖縄にはツヤスミレが自生しているとする資料が多い 2)主に葉の違いでツヤスミレは品種として区分されている 3)しかるに、沖縄の個体は、一般にツヤスミレと言われている個体と葉の様子が大きく異なる 4)葉の様子だけなら、アワガタケスミレやテリハタチツボスミレに近い印象がある
では、沖縄のタチツボスミレは一体何者なのでしょうか。 現状、ツヤスミレの一型と述べていれば安心なのでしょうが、それで納得するには少し抵抗がありそうですよね。 皆さんには見慣れたタチツボスミレなのでしょうが、NYANにとって、新年早々、新しい驚きでした。 こういった情報は大歓迎です!!(⌒▽⌒) |