本日、都合で休みにしていたのですが、残念ながらの小雨です。
今年も和歌山のヒメミヤマスミレということですが、これは、まぁ、フモトスミレでしょうか。 関東でも良く見られるタイプではないかと思います。
ヒメミヤマスミレがなかなか見分けられなくて、基準標本の採取地である横倉山と石槌山を訪ねたことがありました。 花では見分けられないとの知見が多いので、葉に焦点を置いて観察しようとしていました。 どちらかというと、トウカイスミレに近い印象の形状と、ペラペラの薄い葉質が特徴なのではないかと思っています。
フモトスミレについては、北限と言われる岩手から関東、四国、九州まで多彩な型を観察してみました。 時間を掛けて、なんとか判断できるかなぁと、やっと思えるようになったところです。 トウカイスミレは極めて分かりやすいのですが、ヒメミヤマスミレについては、典型品の特徴がはっきり出ていないと、不安になることがありますね(笑)。
関東はやっとシーズンインというところです。 これからが、乞うご期待、ワクワクですね。 |