[掲示板ガイドへ]投稿検索

 アオイスミレが咲きました  はなねこ  2015年2月24日(火) 22:29  HP
[修正]
ご無沙汰しております。
今日、とある場所で アオイスミレが咲いていましたので
可愛らしい姿を見ていただきたくて、お届けにきました。
私が見に行く場所のなかでは、一番早くに咲き始める斜面です。

 うわぁ、早いですね  NYANです  2015年2月24日(火) 22:51 [修正]
アオイスミレの咲く「とある場所」から、お届けありがとうございます。
ボチボチ、開花情報が見られるようになりましたね。
嬉しいことです。

かわいらしいアオイスミレのようです。
ひねたイメージの花を咲かせる個体が比較的多く見られるのですが、素直な咲き方に見えますね。

NYANもそろそろ動き出したいところですが、3月早々、検査入院が決まっていて、その影響で自由が少し狭められています。
まぁ、なんにせよ、健康が第一ということでしょうね。(^-^*)

 縞花スミレ  チェリーパイ  2015年2月5日(木) 20:50
[修正]
昨年、山野草『縞花スミレ』という名前のすみれを購入したんですが
ググっても画像が出てきません。(1件だけヒット)
他に、名前があるのでしょうか!?
ちなみに、このすみれは、花に縦縞が入ります。
画像がなくてすみません(^-^;

 こんにちわ、管理人のNYANと申します  NYANです  2015年2月6日(金) 9:59 [修正]
『縞花スミレ』ですか?!
寡聞にして見聞きしたことがありません。

よくあるパターンとして、店員さんが「分かりやすいだろう」という販売の都合で名前を付けてしまうことがあるようです。
種苗業者が組織的に名前を付けることもあるのですが、この場合は前者の可能性が高そうに思われます(想像ですが)。

さて、ご参考まで写真を添付してみたのですが、このような雰囲気の花ではなかったでしょうか。
花びらに縞が入ったスミレです。
このような代物なら、『縞花スミレ』という命名も宜なるかな!という気持ちになりそうです。

因みに、これはスミレという名前のすみれです。
ご存知の通り、サクラというさくらはないのですが、スミレというすみれはあって、混乱や誤解のもとになっています。
実際、スミレの白花種(純白の花)に白スミレという名前を付けてしまうようなケースが跡を絶ちません。
シロスミレという別種があることを無視していますね(笑)。

いづれにしても、登録を伴わない園芸流通名は参考程度に理解していれば良いのだろうと思いますよ。
ご参考まで。

 縞花スミレ  通行人  2015年2月6日(金) 15:26 [修正]
NYANさんお久しぶりです。そしてチェリーパイさんこんにちは。
久しぶりにこちらをのぞかせていただくとこんな投稿が・・
気になって調べてみますとそれらしいものが、2件だけヒットしました。どうやらアメリカスミレサイシン(に見える)の絞り咲きのようです。ですが、同一系統かまではわかりません。そのサイトの方は花が縞模様だから単に縞花スミレとお書きかもしれないので縞花スミレという商品名かは分かりません。

 フォローありがとうございます  NYANです  2015年2月6日(金) 21:13 [修正]
へぇ、ソロリアがヒットしましたか。
NYANは見つけられなくて、『よくあるパターン』をお知らせしました。

>> 昨年、山野草『縞花スミレ』という名前のすみれを購入した〜

とのことですので、そのお店では商品名だったのでしょうね。
手書きのようですから、個人商店ではないかと推察しました。
まぁ、チェリーパイさんのリプライが楽しみです(笑)。

   チェリーパイ  2015年2月9日(月) 0:49 [修正]
NYANさん、 通行人さん こんばんは。
画像探していたら遅くなりました。(結局、見つかりませんでした)
いろいろと調べて下さってありがとうございました<(_ _)> 

やはり、このお店で付けた名前のようですね。
たぶん、ヒットしたブログの方と同じお店で購入したのかもしれません。

このすみれが、咲いたらこちらにアップさせて頂きます^^
お世話になりました!!

 南西諸島のスミレ達  minezakura  2015年2月6日(金) 16:21
[修正]
NYANさん お久しぶりです。
南西諸島のスミレ達が1月下旬ごろから咲きだしました。
交配スミレ達もこれから咲きだしそうです。
イリオモテスミレ/イリオモテスミレ×ヤクシマスミレ/イシガキスミレ/ヤエヤマスミレです。
似ているようですが・・・ジーット眺めていると違いますね(*^。^*)

 こんばんわ!  NYANです  2015年2月6日(金) 21:19 [修正]
相変わらず、育て上手でいらっしゃる。
やはり、NYANは育て上手さんの作品を見せていただくか、自生地に出掛ける方向性で行こうかと・・・。(∩.∩)

自然はおもしろいですね。
これだけ似ているのに、きちんと生殖分離しているんですから。

 こんばんは、お久しぶりです。  SEN  2015年1月29日(木) 18:21
[修正]
あるマンションの「サツキ」の植え込みで、「サツキ」の根本にたくさんのすみれが・・。
ですが、見栄えを気にしてか判りませんが引き抜かれてしまいます。
今日、見せてもらったら、蕾があちこちに出て花も咲いてました。
抜かれてしまうのは残念です。

 たくさんのすみれ  NYANです  2015年1月30日(金) 22:55 [修正]
地植えのニオイスミレですよね。
まぁ、放っておくと一面にハビこる系統もありますから、制限しているのかも知れません。
農産物の強さを垣間見る気分・・・ですかね?

 今年最後のすみれ  potoru  2014年12月25日(木) 21:05
[修正]
こんばんは。

先週、大分県の山中に私用があって出かけてきました。まだ行ったことがないエリアでしたので今後のすみれ散策の下見をする時間を2〜3時間作っていたのですが実際に取れたのは15分だけでした(笑)。
それでも運よく返り咲きのすみれを見ることができ何よりでした。
退院祝いに置いていきます。^^
前日さばいたイノシシをご馳走になりましたが美味でした。

「すみれの部屋」ことし1年楽しませていただきました。
よい年末年始をお迎えください。

 下見ですね (^^)  NYANです  2014年12月26日(金) 0:01 [修正]
わずか15分で返り咲きに出逢う訳ですね!
この掲示板を訪問いただく方々は、それぞれに、持ってられますねぇ!
見た感じ、コスミレでしょうか。
すみれのニオイがしてきそうな里の道です。
ワンコが、あなた誰?と言いたげな顔をしていますね(笑)。

NYANもなんとか余裕を産みだして、あちこち出掛けたいところです。
お祝いというか、お土産ありがとうございました。

 オリヅルスミレは無茎種?  通行人  2014年12月15日(月) 10:51
[修正]
お尋ねします。
オリヅルスミレが無茎種に分類されていて興味深く感じております。
ただオリヅルスミレはストロンあるいは匍匐枝(匍匐茎とも)と呼ばれる「茎」を明らかに出すわけでして…。
これが地下にあるならばともかく地上にあるわけで地上茎というカテゴリーの中に匍匐枝が入るとも解することができよって有茎種という解釈もできます。オキナワスミレも同じような分類ですが詳細情報が不足していて現状では何とも言えません。アオイスミレの場合は匍匐枝あるいは匍匐茎と呼べそうな茎が出て増殖します。オリヅルスミレの匍匐枝(茎)はアオイスミレと比べて特異ですがアオイスミレが有茎に入るならオリヅルスミレも有茎に入りそうなものだと思います。他方エゾアオイスミレについてはよくわからないので何とも言えないのですか匍匐茎(枝)が出ないそうです。なのに有茎??短い茎が存在しているのでしょうか?
その点についての見解を是非ともお教えいただけませんでしょうか?

 世の中には鋭い方がいらっしゃるものです  NYANです  2014年12月20日(土) 13:25 [修正]
お気づきとは鋭いですね。

NYANも試行錯誤中とお考え下さい。何しろ、(実は)今年の10月辺りまで、ウラジロスミレ類を有茎種にしていました。つまり、変更してまだ期間が経っておらず、サイト内の統一が終わっていない状態です。
変更の理由だけ記載しておきますが、正しいのか否か結論づけた訳ではありません。

1.エゾアオイスミレ
アオイスミレもエゾアオイスミレもニオイスミレ類に分類されています。分類が固定しており、花期に地上茎が発達するかによらず、有茎種と考えていました。ただ、エゾアオイスミレは最終的に地上茎が発達しないという属性がありますよね。

2.オリヅルスミレ
横田昌嗣博士が「新種オリヅルスミレと沖縄のスミレたち」で『(オリヅルスミレは)地上にはっきりした茎は発達しません』と記載していたことがキッカケでした。
オリヅルスミレとオキナワスミレはウラジロスミレ類ですね。このウラジロスミレ類はニオイスミレ類に近い種と考えていたので、長い間、当たり前のように有茎種と認識していましたが、ともに地上茎が発達しません(あれ?)。
加えて、オキナワスミレはどうみても有茎種には見えなかったのに、ウラジロスミレ類だから!という理由で有茎種に分類していたに過ぎないと、そうした「気づき」があった次第です。

有茎茎、無茎種って、地上茎が発達するかどうかという性質をベースに分類した区分ですよね。無茎種は実は地上茎の節間が極端に短くて発達しないという性質です。
この場合、地下茎とか匍匐枝(茎)がどうなのかという部分を加味するのでしょうか。。。。。。ここで、しばらく思考停止して、その後に変更を企てたという経緯でした。

見解を!とのことでしたが、植物分類学者ではありませんので、ご勘弁を!
とにかく、個々の「種」ではなく、「類」単位で考えていましたね。ですから、戻す時はオリヅルスミレとオキナワスミレ両方を戻すことになると思います。

拙い説明で失礼しました。また、入院しており、インターネットに接続できませんでした。重ねて、お詫び申し上げます。

   通行人  2014年12月20日(土) 14:59 [修正]
お答えありがとうございます。体調の方は如何でしょうか?
このあたりは非常に難しい問題です。それぞれの語句をどのように解釈しどのように定義するかによって答えが違ってきます。また○○スミレ類の内どこに位置するのかによっても変わってくるかもしれません。例えば便宜上オリヅルスミレ単独で考えるとして地上茎は地上にある茎、「オリヅルスミレの匍匐枝(茎)は一応地上にある茎なので地上茎」と見るか、「いやいや、地上茎はタチツボスミレのような茎を指すんだ」と見るか。中々難しい問題です。好例が思いつきませんが例えばイチゴ。イチゴ単体では無茎という感じですがあの匍匐枝(茎)が出てくるとさぁどうなるか??余り話の範囲を他の植物に広げるわけにはいかないので戻しますが「バンクシー、コケスミレ、ツクシスミレ、ツルタチツボスミレ」彼らは茎を這わせて根を下ろし株を作ることをある程度認知されている種類だと思います。バンクシーとかツクシスミレはどちらかというと、ランナーに近い感じですね。ツルタチツボスミレやコケスミレは地上茎なんだけど増殖もできるように進化しているという感じでしょうか。あくまでも主観的なものです。「一部を除くオオバキスミレの仲間、タニマスミレ、ウスバスミレ」彼らはどうなのか、オオバキスミレはまだ地下茎と言える範囲でしょう。タニマスミレとかになってくると地上(地表?)なのか地下なのか微妙ですね。
あとは地上にあるか地下にあるかも重要ですが「働き、役割」で考えるか。。「○×スミレ類一括りで考えるか、個別に検討するか(ただし個別に検討したら○×スミレ類という括りがさらにややこしくなることは危惧される)」どちらにしても難しい問題です。私は分類学者でもなくただのシロウトで気になっただけです。

 おっしゃることはよく分かります  NYAN  2014年12月20日(土) 20:24 [修正]
語句の定義の問題が大きいかも知れません。おそらく、キィワードとなるのは「匍匐茎」でしょうね。
NYANは、地下茎も匍匐茎も、ほぼ似たようなものと認識しているかなぁ(正確には、匍匐茎は蔓状の横に這う性質の茎なんですけれど)。
で、有茎種と無茎種の区別に、地上茎以外の「茎」まで基準として認識されているのか、がポイントではないでしょうか。

植物分類という学問は『外見、見た目』という基準で判断されてきたという歴史を持つ学問だということは念頭に置いた方が良いと思っています。つまり、それほど厳密性が追求されている訳でもないような気がしてなりません。
なにしろ、無茎種にも厳密には節があって、有茎種と何らかわりはないのですが、敢えて分けられているのです。それは、便宜上、分けた方が扱いやすかったというだけではないでしょうか。

まぁ、このような点に気づいていただいたことに驚き、嬉しく思っています。素人ながら、あーでもない、こーでもないと考えることは、実は結構好きだったりします(笑)。時に、馬鹿にされることもあるんですけれど。あはは。

体調については、もう大丈夫です。ご心配をかけてすいませんでした。

 元に戻そうかなぁ・・・  NYAN  2014年12月22日(月) 19:43 [修正]
うーん、また悩んでいます。
タチツボスミレ類に分類されてしまっているシマジリスミレと、ウラジロスミレ類に分類されているオリヅルスミレ、オキナワスミレには多くの点で近似した部分があります。
やはり、これを有茎種と無茎種に分けるのは無謀な感じがしますね。

近々、元に戻す可能性がありますねぇ。

   通行人  2014年12月23日(火) 21:54 [修正]
わたくしも悩むところです。
DNA鑑定すれば話は早いですが人間の見た目の感覚や情報の蒐集も
必要だと思います。問題となっている種類がタチツボスミレみたいにそこら辺にあるならば話は別ですが現実は違います。
あと個人的にはエゾアオイスミレも、もう少しじっくり落ち着いて考えたいところです。はっきりした茎が出ないのに有茎種!というのはちょっとしっくり来ないですね。ニオイスミレ類に分類され他の種類はハッキリした地上茎を出しますが。ただ無茎種でも凝縮した茎は存在するわけでどこからをハッキリした茎が有ると認めるか(有茎種とするか)主観も絡み簡単ではありません。それに前にもふれましたが語句の定義ですね。ツクシスミレとかは有茎種とされているが、オリヅルスミレの匍匐枝(茎)とはどう違うのか??と言う事にもなりかねません。1つ言えますのは人間の五感は結構いい加減ということです。。(笑)

 結構いい加減(⌒_⌒)  NYAN  2014年12月23日(火) 22:37 [修正]
まぁ、そうですね。
過去の分類は感覚的なケースも少なくないように感じています。理詰めで考えるとしっくりこない部分があるかも知れませんね。

前回、書かせていただきました通り、「見た目」で分類されてきた訳です。その流れを受ける極端な意見として、時に、自生地での群落の様子や増え方まで異なるのに、見かけが似ていることから「分ける必要はない」と安易に断定するケースが最近でも見受けられ、がっかりさせられることもあります。
ただ、高校の部活でシーケンサーが使われる時代です。そうした見方や説明はもう時代遅れの感があり、ある程度、理詰め、数値的な裏付けで説明していただいた方が理解しやすいですね。

繰り返しになりますが、ウラジロスミレ類は元に戻す可能性が高いです。では。

 初めての入院!  NYANです  2014年12月20日(土) 12:42
[修正]
えー、ちょっと更新が滞っているなぁと感じられた方、鋭いです。

11日間、初めての入院をしておりました。
本人は結構凹んだのに、次女はTV番組の『はじめてのおつかい』を思い出して、大笑いをしておりました・・・。

なにしろ、暇でした!
PC持ち込み可でしたので、「すみれの部屋」を中心にあちこち調整をしておりました(笑)。
でも、インターネット環境がなくて、やっと本日アップロードができたという訳です。

コメントを入れることもできなくて、失礼をいたしました。

 返り咲きのすみれさん  こまつな  2014年11月15日(土) 14:45
[修正]
NYANさん、こんにちは。
沖縄ではすでにシーズンに入り、あちこちで見られる様になりました。
昨日まで四国へ出かけていました。母のお供だったのですみれを見る時間はなかったのですが、思いがけず実家の裏山でシハイスミレに会えました。

 四国ですか!  NYANです  2014年11月15日(土) 15:09 [修正]
リュウキュウコスミレの行列を拝見すると、本当に、どこにでもある普通種なんだなぁと思いますね。

今度は四国のシハイスミレですか。
実家?!
あれ、実家は四国だったのでしょうか(初耳かも)。

愛媛のシハイスミレや、シハイスミレもどき(ミヤマスミレっぽい)は記憶に鮮明です。
とても良い香りがしました。(o^^o)
四国や北海道には何度でも出かけたくなりますね。

お出かけ開花情報、ありがとうございました。

 ヒメアギスミレ  陽だまり  2014年10月14日(火) 4:35
[修正]
ご無沙汰しています。10月もスミレ談義、さすがにほんにゃか掲示板ですね。最近ヒメアギスミレ分布域の件で問い合わせがあったので、情報ということで書かせていただきます。

ご存知と思いますが、関西を拠点に活動するスミレ愛好会が関西に生育するスミレ類45種を解説した「近畿地方のスミレ類」という冊子を発行するそうです。そのために、ヒメアギスミレの分布を調べているが、九州のヒメアギスミレとされているものは、やや小型のアギスミレであると認識していた。九州のヒメアギスミレの写真を見せてほしいとメールがありました。
写真を送ったところ、ほぼヒメアギスミレに間違いないので京都大学の標本庫に入れてほしいと依頼され本日発送予定なのですが、京都大学でアギスミレトヒメアギスミレの標本の見直しが進み、ほぼ整理がついているそうです。

同定には花や花期の葉より花後の葉・地上茎と自生環境(日陰の湿地)がポイントとのことで、自生環境を繰り返し聞かれました。詳しい分布域は冊子に書かれるようですが意外に狭いのに驚きました。

 ヒメアギスミレ  陽だまり  2014年10月14日(火) 4:47 [修正]
以上の三枚は写真送付依頼時に送った画像の一部で福岡県産です。九州の他県産はまだ見たことがありません。

この掲示板でお訪ねするのもなんですが、potoruさんは九州でヒメアギスミレを見たことがおありでしょうか?

   potoru  2014年10月14日(火) 21:49  HP [修正]
陽だまりさん

こんばんは。

かなり前、熊本で花後の季節にブーメラン型の葉のニョイスミレを見つけて花の季節に出かけたことがあるのですがどうも普通のニョイスミレのようでした(日陰でジメジメとした場所でしたが)。
そういうわけでまだヒメアギスミレを見たことはありません、いつの日かぜひ見てみたいです。
陽だまりさんも福岡県在住とのことですがかなり離れた場所なのかな〜と(何となく)想像しています。^^

 標本の見直し!  NYANです  2014年10月14日(火) 23:59 [修正]
すみれの標本見直しをしようという研究者がいらっしゃる・・・、それは嬉しい話ですね。
勿論、標本は分類の基本には違いありませんが、目で見て判断する部分は、これまで研究され尽くしているものと思っていたフシがあったかも。

ある若い植物分類学者が、亜熱帯の樹木に寄生する植物を素材に研究していたそうです。
外見が全く同じなのに、樹木の上の方に多い個体と、下の方に多い個体のDNAを比較したところ、別種レベルと判明して驚いたとか!
見た目で判断していた時代より、現代の方が、結果的に種や変種が増えているのだそうです。
こんな時代には、色合いも分からない乾燥標本を再検討する方は少ないのかと思っていました。

NYANにとって、ヒメアギミレはまだ栽培品として展示会でみるだけの種です。
機会があれば、関西に足を伸ばしたいと思っております。

   NYANです  2014年10月15日(水) 0:00 [修正]
potoruさん

コメントありがとうございます。(〃'▽'〃)

 Re:標本の見直し  陽だまり  2014年10月16日(木) 7:37 [修正]
少なくともアギスミレとヒメアギスミレは十分分類整理されていなかったようです。分布を調べるには標本調査がかかせず、そのためには類似した種の標本が専門家の手で分類整理されなければならなかったということでしょうか。
今年、たまたまラン2種のDNA解析用に標本提供などで協力していますが、DNA解析は手間暇とコストがかかるので、形態が同一でDNA解析をするにはそれなりの理由があるのでしょぅね。たとえば亜熱帯の高木の上部と下部では日射量、湿度が大きく異なるのに同一形態なのはなぜ?とか。日本国内では形態による新種発見の可能性はほとんどないそうですが、変異の幅が大きい種をDNA解析で新種、変種に再分類するというのはあるでしょうね。DNAによる目、科の同定は比較的容易なようですが種となると時間とコストが問題。

ニョイスミレにもさまざまなタイプがあり、これは700mの山頂の登山道わきの林内に咲くニョイスミレ。落ち葉の中に生えていて、節から発根して増えるタイプ。落ち葉が濡れているのは雨のため。歩けば歩くほど悩ましいものが見つかるります。

potoruさん、たぶんわりと近くに住んでいるのではと思っています。



 遅くなりました  NYANです  2014年10月18日(土) 0:11 [修正]
やっと休みが取れるようです。

所謂、DNA解析なるものに詳しい訳ではありませんが、最近は高校の部活でも利用されていると知って驚いています。
シーケンサーを公の施設から借用できれば、スパコンが必要な訳ではありませんから、やりようはあるのでしょうね。

NYANは、ここ何年かで少し理解したことがあります。
例えば、雌しべの柱頭の形状や突起があるかどうかというポイントと、葉緑体の組成を司るDNAの違いというポイントを比較すると、どちらがその植物にとって影響が大きいのか!という点です。
つまり、ケイリュウタチツボスミレの葉の形状にはそれなりの影響力があると思いますが、おそらく柱頭に突起には大きな意味はないことでしょう。
昔は、そうした外見的な区別しか分類の基準がありませんでした。
しかしながら、葉の形状は同じでもその性質の違いは「分類する」ことにとって、より大きなポイントですよね。

今は、それを調べる方法が分かり始めているのだと理解しています。
ですから、より本質的な分類に傾倒していくのでしょう。

少し前まで、乾燥標本からDNAを抽出することが困難と言われていたそうですが、現在では問題なく可能だとか。
そういう意味でも、標本によって「証拠を保存する」という手法は、現在でも大きな意味を持っていると言えましょう。

少し興味がある事項でしたので、ついつい長文化してしまいます(笑)。
この件は、この辺で!

節から発根して増えるタイプ!!!
発根というより、もう一人前の個体同士が繋がっているようなものですね。
厳しい環境で生き抜く術を強化させているということでしょうか。
興味深い写真を拝見することができました。
ありがとうございます。

 「ニョイスミレ×オオタチツボスミレ」?  potoru  2014年10月13日(月) 12:52  HP
[修正]
ご無沙汰しています。
日に日に秋も深まっていく今日このごろです。

ところで今回お持ちしたのは、今春(4月2日)に見つけたすみれです。
NYANさんのサイトの交雑種のページには「ニョイスミレ×オオタチツボスミレ」の記載がありませんし、またオオタチツボスミレはこちらでは身近なすみれとは言い難く今までの観察回数もとても少ないのでいまひとつ自信がありません。

「ニョイスミレ×オオタチツボスミレ」の可能性はあるでしょうか?

オオタチツボスミレ(この場所では10株くらいしか自生していません)とニョイスミレのちょうど中間で咲いていました。「ニョイスミレ×オオタチツボスミレ」と思われる怪しい個体は合計3〜4株ありました。今回は2株投稿します。

(その1の個体です)
花の大きさはニョイスミレほど。
紫条(紫条の隈取り)はオオタチツボスミレ風。
距はニョイスミレ風。

   potoru  2014年10月13日(月) 13:16  HP [修正]
(その2の個体)

すぐ近く(1〜2mくらい)で咲いていました。
花の感じ(紫条)が少し違いますが距は上と同じくニョイスミレ風でした。葉の色はこちらのほうがオオタチツボスミレに近いやや明るめに感じます。

以前、vさんちで「ニョイスミレ×ニオイタチツボスミレ」と思われる写真を見たことがあります。ニョイスミレとタチツボスミレの仲間の交雑はあるのかもしれませんね。
ここ最近は「分からないものは分からない」とあまり深刻に考えないようにしています、軽いレスで結構ですので感想いただけましたら幸いです。(^^;)

台風19号はこちらではほとんど影響なく通り過ぎようとしています。
皆さんがお住まいの場所で被害が出ないように願っています。

 こんばんわ  NYANです  2014年10月13日(月) 22:39 [修正]
台風が近づいているようです。
運が良いのか、いつも、出かけるのに苦労はしていません(笑)。

「ニョイスミレ×ニオイタチツボスミレ」の交雑種、NYANのサイトにはありませんが、実は展示会で拝見したことはありました。
ただ、余りピンとこなかったこともあり、特徴を掴めずに、うまく撮影できなかったのです。
その個体は、potoruさんが撮影されたものとは異なり、もっとヒョロヒョロとしていました。
また、株元から多くの茎が叢生しているイメージだったと記憶しています。

異節間の交雑種ですが、稀に見られるものと認識していますよ。

さて、potoruさんの撮影された個体ですが、おっしゃる通り、NYANも距に注目しました。
距に関する限り、一般的なオオタチツボスミレのものとは異質に見えますね。
ただし、他の葉や花全体はオオタチツボスミレの特徴を表しています。
まぁ、葉の展開する前の巻き方などは両者とも良く似ていますから、なんとも言えない面もあるかなぁ・・・。

10株くらいしか自生していないとおっしゃるオオタチツボスミレとは、どう違うのでしょうね?
地域差や個体差がありますから、近隣の親と目される個体群と比べるような方法で判断するしかないような気がします。

   やえやますみれ  2014年10月13日(月) 23:42 [修正]
気になったので例によって横入りさせていただきます
ニョイ×オオタチは兵庫県で見つかっていて側弁が前へ習えしてて
花はニョイの影響を受け小型、多花性ということです。托葉の切れ込みが
浅い点から見ても相当怪しいですね。1個体目の葉になんとなくですが光沢がありオオタチツボにしては違和感があるし、、
とりあえず交雑の前例はあるので有りえない話ではなく確か前例は有稔だったと記憶しています。ニョイスミレが絡んでいたら春先の
根生葉の裏面が紫色になっているかも・・??もちろんオオタチツボの
型崩れの可能性もありますし雑種第一代、分離個体の可能性もあるし。。
興味深いですね

 追加の写真です  potoru  2014年10月14日(火) 21:27  HP [修正]
NYANさん

こんばんは。
この場所のオオタチツボスミレの写真です。(1枚目、2枚目)
「葉の色・光沢(つや)」「花の大きさと距」にオオタチツボスミレとの違いを感じました。花の大きさはばらつきはありますがニョイスミレほどの大きさでした。
3枚目、4枚目は前回投稿したものとは別の個体になります、これもすぐ近くにあったものです。
4枚目・・・右側の花の距はオオタチツボスミレ風ですが、左側の花の距はニョイスミレ風でした。

約2ヵ月後の6月9日に花後の様子を見に出かけたのですが残念ながら観察することはできませんでした。山で伐採された木の枝がちょうどその場所にまるで狙われたみたいに山積みされていたのです。(そのときの失望感といったら・・・・・^^;;)
花後の観察はいろんな意味で難しいものですね。

やえやますみれさん

こんばんは。
貴重な情報ありがとうございます。
種の様子をぜひ観察したいものです。近所の山なんですがこのエリアはまだあまり散策していないので来年の楽しみがまたひとつ増えました。

 上からの写真には特徴がありますね!  NYANです  2014年10月14日(火) 23:42 [修正]
potoruさん

横からの視点ではわかりませんでしたが。上からの視点でみると、相当にニョイスミレっぽいです。
まぁ、結論を出すような立場ではありませんが(笑)。

やえやますみれさん

え、有稔ですか!?
とっても意外な情報です。
へぇ、おもしろいものですね。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
過去ログ全 1723件 [管理]
CGI-design