本日は、もう出掛けますので、まず軽い説明でご了承下さい。
交雑種は、本来、現場で判断するものと考えています。 周囲にある親であろう種たちの様子が最も大きな参考材料だからです。
それから、図鑑の絵や写真は限定的な型を表示せざるを得ません。 また、学術資料においても、ホロタイプとなった個体の特徴を記載している場合があります。 しかしながら、ヒトだって、猫だって、同じ種でもいろいろです。 まして、交雑種はどのような発現形が出るか分かりません。
交雑種の名前は、両親の組み合わせに付けられた名前です。 でも、その組み合わせなら、必ず、同じ型が発現すると決まっていません。 そうでないと、人口交配を続けてより美しい型を見出そうという育種は成り立ちませんよね。
こちらははなねこさんが撮影された方に近いものだと見えませんか。 距はアカネスミレ(オカスミレ)そのもので分かりやすいと思います。
因みに、NYANが見つけた個体は側弁基部に毛がありません。 |