ポテトさん、初めまして、でしたか? (以前、同じハンドルの方がいらっしゃいました)
お問い合わせの件ですが、距が白い花のことではなくて、葉の形状ですね。 切れ込みが大きいというか、開いている感じでしょうか。 想像ですが、周辺の個体群と比べて、この一角の個体群が変わっている印象があると言うことではないかと思います。 それは大事なことだと思いますよ。
私が見た限りですが、これはタチツボスミレで良いと思います。 ご承知の通り、タチツボスミレは分布域や環境、個体数で日本では群を抜いています。 海外では極東で少し見られる程度ですので、日本を代表する種ということになりますね。 国内では、個体数が多いだけに変異の幅は極めて広いという印象です。 葉の基部が開いている個体群も普遍的に見られ、変種や品種として取り上げられていないようです。
長くなりましたが、宮崎の南谷先生が、葉が極端に張ったスミレ(マンジュリカ)で悩んでおられたことを思い出しました。 翼がほとんどなくて、葉柄が極端に長いという代物でしたね。(^▽^) |