アッキーマッキーさん、いつも知的な刺激をいただきましてありがとうございます。
ホソイスミレかなぁ!?という印象を持った個体に出逢ったことはありますが、そこから踏み込んでいませんでした。 しっかり考えたり、書籍などの情報を当たったりする機会は大事だと思っております。(^^*)
このホソイスミレというタチツボスミレの品種は、葉の鋸歯が目立って粗いという部分以外は基本種と変わらないとされているようです。 まぁ、品種というものは、そんなものでしょう。
現物を観察できる絶好の機会として、すみれの展示会にも出かけます。 そこで何度か「ホソイスミレ」と札のある個体を見せていただきました。 でも、「すみれの部屋」では1枚の写真しか掲出していません。 つまり、他の個体は余り明確ではないので、説明のページには掲載しない方が親切かつ適切だと思った訳です。
今回、添付しましたのは、その1枚と同じ個体を撮影したもので、少し大きくしてみました。 本当に鋸(のこぎり)のようですね。 参考になる写真として、「信州のスミレ」のP75でもホソイスミレが登場しています。
NYANは「ご教示」なんてことはできません。 自分で「これなら、まぁ、いっかぁ」と感じられるものをそう呼ぶことにしているだけですね。 白変種とか、完全無毛とか、線が引ける例はむしろ少ないようです。 そうだとすれば、明確なもの以外は「それっぽい」と表現するだけで良いのではないでしょうか。 なにしろ、明確な定義はないのです。
今、がんばっていることは、なんとかして観察数を増やすことで、実際に自然の中で見られればベストですが、展示会でも写真でも、とにかく目を肥やすことかなぁと思っているところです。 |